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2017年春 北京でレンタサイクル急増中!

北京便り
3月下旬から4月上旬にかけ、さまざまな花が咲き始め、急激に春模様になる北京。

そんな北京の春の風物詩といえば、やはり柳絮(リュウジョ)です。

 

柳絮とは、ヤナギ科の木が出す種子の綿で、毎年4月から5月にかけて、その綿がいっせいに舞います。
その形は綿花のようですが、綿花のような密度はなく、とても軽いため、風に吹かれて舞い、量が多いときには、雪が舞っているような感じになります。

 

今年は、そんな北京の春景色に1つ別の風景が加わっています。

それは、昨秋から導入されているレンタサイクルが春の訪れとともに、急激に普及したことです。

 

このレンタサイクルは、専用のレンタサイクルアプリを使うことで、街中にあるレンタサイクルが30分0.5元か1元(約8円か約16円)を単位として、どこまででも自由に利用できるというものです。
レンタサイクルを使いたくなったら、まずアプリの捜索機能を使い、近くにあるレンタサイクルをさがし、見つけたらQRコードで自転車のカギを外します。そして、目的地に到着したら、歩道の自転車置き場に置き、カギをロック、アプリで使用料を払って、そのまま乗り捨てができます。



このレンタサイクルは安くてとても便利なため、現在、たくさんの人が、駅から会社までの通勤に使ったり、買い物や仕事の用事でちょっと離れたところに行くときに使ったり、また街をぶらぶらしたりするのに使ったりしています。昔の北京のように自転車だらけではありませんが、それでも、かなり利用者が多いため、昔を知る人にとっては、自転車が復権したかのような感じになっています。