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中国語づけスプリングスクール実施報告

イベント
本学では、春休みの高校生向けイベントが多く、北京研修とちょうど同じ時期、東京校では「中国語づけスプリングスクール」を実施していました。
この中国語づけスプリングスクールは、3月27日~30日の4日間の日程で、全国各地から高校生32名が参加しました。参加者のレポートを元にイベントを振り返ります。

中国語で中国語を学ぶ授業

 

 

「今回、スプリングスクールに参加したことで、中国語の基礎から文化までしっかりと教わることが出来ました。
私は以前から中国語に興味を持っていましたが、習った経験は一切ありませんでした。
すべての授業が中国語で行われ、初めは何を言っているのか全くわからずとても焦りを感じましたが、
クラスメイトや中国人留学生に助けてもらい、とても楽しく中国語を学ぶことができました。(千葉県 三浦さん)」

「私は以前から少し中国語を勉強していましたが、発音が苦手だったため、初めは、授業で間違ってしまわないかとても不安でした。
しかし、先生方の授業が全て中国語で行われていたり、留学生の方も中国語で話しかけて下さるので、
自然と発音を真似することができ、以前よりも発音のコツが掴めた気がします。
特に留学生の方が近くで指導してくださるという制度がとても嬉しかったです。(東京都 川口さん)」


中国人留学生と課題に取り組むアクティビティ

 

 

「アクティビティで行った国立科学博物館と上野動物園は本当に楽しくて、
班のみんなと仲良くなれたし、班で面白い写真を撮るという課題があり、いろいろみんなで工夫したことも、とてもいい思い出になりました。
それに、中国語の課題も中国人留学生の方が丁寧に教えてくれたので、たくさんの単語を覚えられました。(千葉県 吉田さん)」

「多くの展示物や動物たちを見ながら「これは中国語でなんて言うの?」と会話をしながらみんなで歩いて回ったり、
その課題を中国語で書くために相談したりと中国語の語彙力を増やすきっかけにもなりました。(埼玉県 安保さん)」

「上野動物園や博物館などのパンフレットも中国語のものが配られ、分からないことは中国人留学生に聞き、
新しい知識として覚えながら周れました。机の上では学ぶことができない体験ができました。(長崎県 山内さん)」


グループワークや講演を通して考えた「グローバル人材」

   

「グローバル社会で求められる人材についての講演を聞きとても衝撃を受けました。
なかでも「正解か不正解の道を探すのではなく、自分で選んだ道を正解にできるようにしなさい。」という言葉が印象に残りました。
グローバル化する社会で、中国語や英語などの語学力はもちろん、コミュニケーション力、積極性、異文化体験などを身につけ、
国際的に活躍するためにもグローバル能力をつけていかなくてはいけないと感じました。
勇気を出して未知の世界に自分から飛び込み、たくさんチャレンジしていきたいと思いました。(千葉県 相原さん)」

「この講演を聞かせていただいたことも、これからの自分の財産にして行けると思った。
将来の中高生は、私がずっと叶えられずにいる留学の夢を、いとも簡単に叶えてしまうかもしれない。
いつ自分たちの生活が完全に機械(AI)に操られるかも分からない。
そんな時代に自分が生まれ、生かされている意味を、すごく考えさせられたし、これからも考え続ける必要があると思う。(青森県 大山さん)」


出会い・自己成長

 

「私がこの期間中で一番身についたと感じるのは、積極性である。
このイベントは自分が変われる第一歩になったと感じている。(東京都 松井さん)」

「一番強く感じたのは、チャレンジすることの大切さです。
そもそも、このプログラムに参加していなかったら、こんなに多くの出会いや学びは無かったでしょう。(奈良県 山口さん)」

「一番自分の糧となったと思うことは、たくさんの人と出会えたことです。
自分と同じように中国語を勉強している人、日本語を勉強している留学生などと出会い、話をすることで、自分の世界が広がりました。
今まで考えもつかなかったことを知り、想像していなかった世界をみることができました。(高知県 太田さん)」

「同じような夢を持つ人と仲良くなり、夢について話したり、共感し合ったりと楽しかったです。(福島県 河井さん)」


将来の夢

 

「日本のメディアは中国のある側面を好んで報道することが多く、それが日本人の固定概念に据え置かれつつあると思う。
しかし、今回中国に興味がある日本中の高校生と会い、決して自分だけが中国に魅力を感じている訳ではないことを目で見て知った。
将来、彼らと共に、互いの国の固定概念を崩し、それが外交面にも及び、日中関係が良好になれば、それは素敵なことである。(神奈川県 向井さん)」

「私の夢は日本に住んでいる外国人を助ける仕事に就くことです。
私はまず海外に留学し、文化の違いを知る必要があると考えています。
以前中国に住んでいた時に、文化の違いに驚きや不安を長い間感じていました。
この経験を元に早く文化に慣れるよう手助けをしたいと思います。(三重県 諸戸さん)」


参加者の皆さんの学ぶ姿勢が非常に素晴らしく、全ての行程を意味のあるものにしてくれました。
参加者の皆さんの将来が楽しみです。